冬はお家の天敵？雪害による外壁のダメージとは？

こんにちは！エミライフホームです。

今シーズンは暖冬とのことでしたが、突然の雪予報にスタッフ一同身体を震わせております…。結局雪は降らず、横浜は雨で済みましたが、大寒が過ぎてもまだまだ油断はできません！

そこで、今回は雪が及ぼすお家への影響についてご説明したいと思います！お家の外壁は雨や風といった自然の影響で少しずつ劣化していくものですが、特に冬場気を付けたいのが雪によるダメージです。雪が激しく降る地域では雪害による外壁の劣化が起こりやすく、気がついたら外壁が傷んでいるケースも少なくありません。普段降らない地域だからこそ、いざ降った際にダメージを大きく受けてしまうこともありますので、要チェックです！

1.雪によって外壁はどうなる？

外壁が雪害を受けると、以下のような状態になることが考えられます。

・外壁に穴があく
・外壁が脆くなる
・塗膜がめくれて下地が剥き出しになる

一見、塗膜が剥がれただけのように見えても、雪の影響で外壁は着実に脆くなっています。

塗装のために洗浄しただけで外壁が崩れて大きな穴が開いてしまったという例もありますので、雪害は見た目には分かりづらいですが、内側はしっかりダメージを受けていると考えて下さい。

2.雪害の原因

外壁の雪害は、外壁の防水機能が低下したことで起こります。防水機能が低下することで外壁の内側に染み込んできた水が、積雪により冷やされて氷になることで、外壁材を内側から壊してしまうのです。水（液体）は氷（個体）になると体積が増えるのが一般的ですが、それは外壁の内側に染み込んだ水分も同じです。気温の変化によって外壁に染み込んだ水分が氷り、それが溶けて水になり、また、氷になることを繰り返して少しずつ体積を増やしていくことで、内側から劣化していきます。つまり、雨が降った後に気温が下がった場合も同じ現象が起こるため、冬場は雪のみならず雨にも警戒が必要です。

3.雪害から外壁を守るには？

雪害から外壁を守るのにもっとも早く簡単にできる対策は、雪が積もったらどかすことです。外壁に雪が接触し続けないよう、周りに雪が積もったらこまめに雪かきをしましょう。特に雪が積もりやすいバルコニーの内側などは雪害も多く起こっている場所ですので注意しましょう。

また、雪や雨による凍結に備えて外壁の防水性を高めるのも効果的です。塗装の効果をより持続させる塗料を使用したり、耐候性の高いシーリング目地などでメンテナンスを行うのもおすすめです。

まとめ

以上、雪害についてご説明しました。

雪害は見た目だけでは判断しづらいダメージです。水が染み込んでいても雪害だとは気づかず、ただの雨漏りだろうと思って後から発覚するケースも多数あります。こまめに外壁をチェックするのも、その家に長く住み続けるためには大切なことです。外壁に気になる部分を見つけたら、遠慮なくプロにご相談ください。エミライフホームは喜んでお家の診断へお伺いします！お家を守るお手伝いをさせて頂けたら幸いです♪